中世後期の香文化 : 香道の黎明
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書誌事項
中世後期の香文化 : 香道の黎明
思文閣出版, 2014.2
- タイトル別名
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中世後期の香文化 : 香道の黎明
- タイトル読み
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チュウセイ コウキ ノ コウブンカ : コウドウ ノ レイメイ
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注記
博士論文「中世後期の香文化」(武蔵大学, 2012年) にサブタイトルと若干の補訂を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
本書では、香を〓き鑑賞する催しである香会と香木・薫物の贈答を香文化として捉え、香道の発生期の一次史料を基に、「香道の祖」とされる三條西実隆や「香道志野流の祖」志野宗信と香との関係の再検討、「香会」の具体的内容についての考察、天皇への香木献上や天皇からの薫物・匂い袋の下賜を数量的かつ具体的に考察する三視点から、中世後期の香文化を解明する。香道について初めての実証的な歴史的研究。
目次
- 第1章 「香道の祖」三條西実隆についての再検討
- 第2章 「香道志野流の祖」志野宗信についての再検討
- 第3章 応仁の乱後の禁中香会—『お湯殿の上の日記』にみられる香会記事
- 第4章 禁中香会にみられる組香の形態—十〓香と系図香
- 第5章 源氏香の誕生
- 第6章 天皇に対する香木の献上—『お湯殿の上の日記』から
- 第7章 蘭香待の献上と下賜
- 第8章 天皇からの薫物・匂い袋下賜—『お湯殿の上の日記』から
- 第9章 中世後期の香道具・灰
「BOOKデータベース」 より