オークニー文学史
著者
書誌事項
オークニー文学史
あるば書房, 2014.3
- タイトル別名
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The history of Orkney literature
- タイトル読み
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オークニー ブンガクシ
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注記
その他の訳者: 入江和子, 中浜典子, 山田修, 米山優子
文献あり
内容説明・目次
内容説明
本書が読者に提示するオークニーは、現実の岩・海・土壌であると同時に、テクストの大洋に浮かぶ想像上の島々でもある。島の悪天候に身を置いて生活することの厳しさと危険が絶えず強調され、島の賛美・理想化は常に「死を忘るなかれ」と表裏一体を成している。ある詩人にとってオークニーは日々の営みのすべてが村の共同井戸に集まる「満ち足りた場所」と映り、またある詩人にとってはその周縁性や「世界の最果て」が誘発する表象の場所となる。本邦初訳。
目次
- 第1章 北欧の過去、ヴィクトリア朝期の現在—『オークニー諸島の人々のサガ』の紹介
- 第2章 ヴァイキングの墓場を発掘する—北欧の復活と吟唱詩人の主張
- 第3章 気乗りのしない現代人—エドウィン・ミュア
- 第4章 オークニーとスコティッシュ・ルネサンス—エリック・リンクレイターとアン・スコット=モンクリーフ
- 第5章 伝統づくりとオークニーの声—戦後詩
- 第6章 最高水位—ジョージ・マッカイ・ブラウン
- 第7章 現代のフィクション、昔日のオークニー—3編のオークニー小説
「BOOKデータベース」 より