畑から宇宙が見える : 川口由一と自然農の世界
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畑から宇宙が見える : 川口由一と自然農の世界
(宝島社新書, 444)
宝島社, 2014.4
- タイトル読み
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ハタケ カラ ウチュウ ガ ミエル : カワグチ ヨシカズ ト シゼンノウ ノ セカイ
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内容説明・目次
内容説明
農家の長男として家業を継いだ川口由一氏は、農薬で心身を損ね、農薬を使わない農法の確立に挑んだ。生活に困窮し、周囲から笑われ、母親に泣かれた末に、独自の農法「自然農」を確立。耕さず、肥料・農薬を使わず、草や虫を敵としない自然農は、化石燃料をつぎ込み、畑を工場のように利用する従来の農法とは違い、自然に寄り添い恵みを得る「持続可能な未来の農法」。山や森の植物は、人が手を貸さなくても健やかに育つ。「本来、宇宙・自然界は絶妙な働きで、すべての生命が生きるに足るものを用意してくれている」と川口氏。自然農の実践を通して得た大いなる学びを「畑の哲人」が明らかにする。
目次
- 第1章 農薬で心身を損なって(戦時中に生まれて;ただ、勉強がしたかった ほか)
- 第2章 なぜ畑を耕さないのか(さまざまな自然農法;自然農の実践が始まる ほか)
- 第3章 人はいかに生き、死ぬべきか(怠惰を好む性質;いのちとは何か? ほか)
- 第4章 畑から宇宙が見える(貧り続ける人びと;食べ物をつくる喜び ほか)
「BOOKデータベース」 より