道頓堀川
著者
書誌事項
道頓堀川
(新潮文庫, み-12-10)
新潮社, 2013.3
18刷改版
- タイトル読み
-
ドウトンボリガワ
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内容説明・目次
内容説明
両親を亡くした大学生の邦彦は、生活の糧を求めて道頓堀の喫茶店に住み込んだ。邦彦に優しい目を向ける店主の武内は、かつて玉突きに命をかけ、妻に去られた無頼の過去をもっていた。—夜は華やかなネオンの光に染まり、昼は街の汚濁を川面に浮かべて流れる道頓堀川。その歓楽の街に生きる男と女たちの人情の機微、秘めた情熱と屈折した思いを、青年の真率な視線でとらえた秀作。
「BOOKデータベース」 より