書誌事項

史料としての猫絵

藤原重雄著

(日本史リブレット, 79)

山川出版社, 2014.5

タイトル別名

史料としての猫絵

タイトル読み

シリョウ トシテノ ネコエ

注記

参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

近年とみに人気が高まっている歌川国芳による猫の浮世絵。それらは「猫好き」でなければ愉しめないものなのか。一枚の絵に流れ込むさまざまな水脈を解きほぐし、猫絵の図像学から、中世・近世の社会や文化を透かし見る。史料としての絵画が語る歴史に耳を傾ける、その手の内を明かす。

目次

  • 1 猫絵の導き(一枚の刷物—歌川国芳画「鼠よけの猫」;賛もしくは口上書;猫の視線の先;モチーフが指示する行動;写実性を語るレトリック ほか)
  • 2 首綱から放たれる(猫の図像と歴史;「牡丹花下睡猫児」;文様に隠されたイメージ連鎖;蹴鞠との連想;『源氏物語』若菜上の絵画化 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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