哲学としての医学概論 : 方法論・人間観・スピリチュアリティ
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哲学としての医学概論 : 方法論・人間観・スピリチュアリティ
春秋社, 2014.4
- タイトル別名
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Philosophy of medicine : methodology, anthropology, and spirituality
哲学としての医学概論 : 方法論人間観スピリチュアリティ
- タイトル読み
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テツガク トシテノ イガク ガイロン : ホウホウロン・ニンゲンカン・スピリチュアリティ
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注記
参考文献: 巻末p8-21
内容説明・目次
内容説明
人のいのちと向き合う医学は、冷徹な科学的思考と人間哲学の激突する現場である。哲学としての医学概論を創始した澤瀉久敬の思想を繙き、分子生物学や臨床疫学、フランクルの人間論、さらには近藤誠のがんもどき理論やスピリチュアリティなど現代の諸問題をも論じつつ、科学と哲学の葛藤を調停し、医学のあるべき思想的立脚点を探る。
目次
- 第1部 医学概論とは何か(澤瀉久敬の医学概論と現代医学;澤瀉久敬の医学概論と残された課題;柏祐賢の農学原論と澤瀉久敬の医学総論)
- 第2部 医学の方法論(二つの認識方法—科学的認識と哲学的認識;分子生物学;臨床疫学/EBM)
- 第3部 医学の人間観(エンゲルの生物心理社会モデル;ナシア・ガミーによる生物心理社会モデル批判;フランクルの次元的人間論と生物心理精神社会モデルの提唱)
- 第4部 現代医学の諸問題(ロゴセラピーと内観療法;医学における疑似科学の問題—代替医療は疑似科学か;統合医療の問題点は何か;近藤誠が現代医学に問いかけるもの;スピリチュアリティと科学的研究—脳内のセロトニン受容体結合力を中心に;医学教育の中でスピリチュアリティに関する講義は必要か)
「BOOKデータベース」 より