解釈学と批判 : 古典文献学の精髄
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書誌事項
解釈学と批判 : 古典文献学の精髄
知泉書館, 2014.5
- タイトル別名
-
Encyklopädie und Methodologie der philologischen Wissenschaften
- タイトル読み
-
カイシャクガク ト ヒハン : コテン ブンケンガク ノ セイズイ
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注記
原著第2版の抄訳
内容説明・目次
内容説明
古典文献学者アウグスト・ベーク(1785‐1867)は1809年から65年までの56年間にわたり、主にベルリン大学で文献学のエンツィクロペディーの講義を行った。文献学的学問体系を詳述した講義ノートが死後に出版され、本書ではその総論的な部分を中心に訳出した。ベークが遂行した“認識されたものの認識”としての古典文献学は、言語的モデルから歴史的モデルへの転換を意味し、人間と世界への歴史性に対する深い洞察に根ざしている。人文学研究者の基本文献であるとともに、村岡典嗣の日本思想史研究の方法論に決定的な影響を与えたものとして思想史研究者の必読文献となろう。
目次
- 序論(文献学の理念、またはその概念、範囲、最高目的;とくに文献学に関連してのエンツィクロペディーの概念;文献学的学問のエンツィクロペディーについての従来の試み ほか)
- 第1主要部 文献学的諸学問の形式的理論
- 第1部 解釈学の理論(文法的解釈;歴史的解釈;個人的解釈 ほか)
- 第2部 批判の理論(文法的批判;歴史的批判;個人的批判 ほか)
「BOOKデータベース」 より