陰謀論の正体!
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陰謀論の正体!
(幻冬舎新書, 347)
幻冬舎, 2014.5
- タイトル読み
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インボウロン ノ ショウタイ
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注記
参考文献: p213-215
内容説明・目次
内容説明
安倍晋三首相がケネディ駐日米大使と交わした握手がフリーメーソン式であったということで、安倍首相はフリーメーソンだと断じる人たちがいる。小泉純一郎元首相の“脱原発”も実は「大きな力が動いている」せいだと信じる人たちがいる。三・一一以降、マスメディアへの信用が失墜し、ネットの情報に依存して、いつのまにか陰謀論が世界を覆っている。その理由を解き明かし「陰謀論の時代」を生きるためのリテラシーを提示する。
目次
- 第1章 大地震とともに「陰謀論の時代」が始まった(地震兵器;半信半疑の力;シンボルとメッセージの発見;虚構の後ろ側;ニューワールドオーダー;メガ陰謀論;ボストン・マラソン爆破事件;データベースとしてのメガ陰謀論;「田布施システム」)
- 第2章 陰謀論とは何なのか(陰謀論の定義;陰謀論者というラベル;ラベル貼りの政治学;ディスインフォメーション;「エア御用」;「工作員」のいる風景;ラベル貼りを否定できるか;権力途陰謀論;陰謀論とエリート・パニック;地震兵器の存在は否定できるか)
- 第3章 陰謀論への批判の検討(陰謀論は人をバカにしている;陰謀論は選民思想である;陰謀論は物事を単純化している;陰謀論は反知性主義である;陰謀論は思考停止を招く;陰謀論は被害者意識の産物であり、自己憐憫を招く;陰謀論には根拠がない;陰謀論は差別思想である)
- 第4章 エージェンシー・パニックとコンスピラシー・パニック(アメリカ陰謀論;政治の彼岸?;グローバル化によえう政治と権力の分裂;陰謀なき陰謀;システムが生み出す意志;アメリカ陰謀論が見えなくしているもの;「コンピテラシー・パニック」)
「BOOKデータベース」 より