マラルメ : セイレーンの政治学
著者
書誌事項
マラルメ : セイレーンの政治学
(批評の小径)
水声社, 2014.5
- タイトル別名
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Mallarmé : la politique de la sirène
Stéphane Mallarmé
- タイトル読み
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マラルメ : セイレーン ノ セイジガク
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注記
参考文献: p211-213
内容説明・目次
内容説明
オリジナルが消滅した時代に模倣再現的な表象のコードとヒエラルキーを放棄し、イデーの純粋な描線=エクリチュールによる“共同体”を作り出すことを夢見たマラルメ。詩を未来の宗教に変え、出現と消滅とを分節化するフィクションの力とは何か。稀代の哲学者による透徹したマラルメ読解の白眉。
目次
- 詩句という泡(真白なる心やり)
- 神秘の詩学(神秘を語るいくつかの言葉;夢の舞台;虚無から無に等しいもの;フィクションという方法;詩の扇)
- 霊的心情の頌歌(世紀の宗教;神性についてのふたつのテーゼ;詩人と労働者;音楽的な宗教;神ワーグナー—詩、音楽そして政治)
- 書物の義務(思考としての詩—世紀の物語;音楽、ダンス、詩—「ミメーシス」の円環;真正な紙葉)
- 付録 マラルメ詩文抄
「BOOKデータベース」 より