俳句に新風が吹くとき : 芥川龍之介から寺山修司へ
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俳句に新風が吹くとき : 芥川龍之介から寺山修司へ
文學の森, 2014.3
- タイトル読み
-
ハイク ニ シンプウ ガ フク トキ : アクタガワ リュウノスケ カラ テラヤマ シュウジ エ
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内容説明・目次
内容説明
芥川龍之介から寺山修司へ、昭和俳句の“新風”の高みを犀利に解き明かす。それは平成俳句への訣れのメッセージでもある。14人の俳人の代表句集を解明。
目次
- 生の基底を見つめたわびしさ—芥川龍之介『澄江堂句集』
- 青春の詩情と鮮明な時空間—芝不器男『不器男句集』
- 人間性溢れる戦場俳句の臨場感—片山桃史『北方兵団』
- 自己凝視の象徴的な高み—山口誓子『遠星』
- 孤独の天地の輝き—渡辺白泉『白泉句集』
- 豊かな情感と女情の迸出—橋本多佳子『紅絲』
- 抽象と即物が生む緊迫感—神生彩史『深淵』
- 闘病、生命凝視の芯の強さ—野澤節子『未明音』
- 現代市民社会の軋みと傷み—赤尾兜子『蛇』
- 天然キャラの諧謔—右城暮石『声と声』〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より