ヒルコ : 棄てられた謎の神
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ヒルコ : 棄てられた謎の神
河出書房新社, 2014.4
増補新版
- タイトル読み
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ヒルコ : ステラレタ ナゾ ノ カミ
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注記
参考資料: p200-201
まえがきに「このたび、「その後のヒルコ」を追った最終章を書き下ろして追加し、増補新版として再刊することとなった」とあり
内容説明・目次
内容説明
イザナギ・イザナミの第一子で、アマテラス・ツクヨミ・スサノヲの兄であるのに、なぜヒルコは障害をもって生まれ、葦船に乗せられ、棄てられねばならなかったのか?海人族、姫姓、ヒルメ、エビス神、呉太白、陳大王、夫差、ニウツヒメ、銅鐸祭祀、アメノミナカヌシ、徐福伝説、ニギハヤヒ…そしてスサノヲからヒルコの正体に迫る。『先代旧事本紀』の価値に注目し、神武以前のもう一つの建国神話を読み解く。
目次
- 第1章 流された神・ヒルコの謎—漂着神話に由来するエビスと隼人
- 第2章 太陽の化身・オオヒルメの謎—海人族が奉戴した八幡神の母
- 第3章 「丹」をつかさどる神・ワカヒルメの謎—銅鐸は紀氏一族の祭器か
- 第4章 北極星となった神・アメノミナカヌシの謎—呉太伯伝説は海を越えて
- 第5章 降臨する現人神・スサノヲの謎—渡来神話が示す歴史的事実
- 増補最終章 その後のヒルコ—「蓬莱山」をめざして
「BOOKデータベース」 より