震災復旧・復興と「国の壁」
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書誌事項
震災復旧・復興と「国の壁」
(自治体「危機」叢書)
公人の友社, 2014.6
- タイトル別名
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震災復旧復興と国の壁
- タイトル読み
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シンサイ フッキュウ フッコウ ト クニ ノ カベ
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内容説明・目次
目次
- 第1章 危機管理は可能か—被災地が復興の主役になれないのは、なぜ?(被災首長の訴え—もっと現場に権限を、もっと分権を;災害対応の主役は市町村—権限も財源も持っていないのに;問わずにいられない—なぜ被災地の思いが実現できないのか)
- 第2章 現物給付主義という「国の壁」—なぜ被災地はいつも苦しむのか(仮設住宅という現物給付—新タイプを認めた東日本大震災;会計検査院の画期的な発見—仮設住宅に現金支給を;恒久住宅への道筋—なぜ自力再建に冷淡なのか;現物給付の問題点—時代錯誤となった国の原則;現金支給の採用を—今のままでは大災害に対応できない)
- 第3章 「国の壁」は絶対か—被災地の懸命な努力が風穴を開けた(今に生きる阪神大震災の「遺産」—東日本大震災の被災者を助けたこと;被災者生活再建支援法—強固な「国の壁」を突き崩した典型例;特区—「絶対に認められない」制度だったのに、今や乱立;交付金—補助金の弊害を緩和する仕組みだが;「国の壁」崩す現場の力—問われる自治体の力量)
- 第4章 日本は危機に弱い—政治・国土・都市構造の欠陥(なぜ危機に弱いのか—危機管理に適さない日本の仕組み;脆弱な日本の国土—地域力を殺す東京一極集中;リスク高める巨大都市—無秩序に拡大する日本の都市;構造改革に踏み込まない日本の防災—発生源を抑えずに対症療法に四苦八苦)
- 第5章 官治・集権から自治・分権へ—危機管理の最大の敵、それは「依存」(官治・集権システムの不合理—なぜ国主導ではダメなのか;決め手は、自ら考え行動する主体性—市民自治なくして防災なし;平時の自治・分権が日本を救う—普段使っていないものは、いざという時に使えない)
「BOOKデータベース」 より