あやかしの小瓶
著者
書誌事項
あやかしの小瓶
（小学館文庫, [ま4-8]）
小学館, 2014.5
- タイトル読み
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アヤカシ ノ コビン
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注記
小学館より刊行された「簡単な生活」(2004年)を改題し文庫化したもの
収録内容
- あやかしの小瓶
- 簡単な生活
内容説明・目次
内容説明
大正十四年十月、「私」の祖父が住む秩父郡峰伊那村でダムが決壊、「波多野岬」という名の少女が犠牲になった。翌年私は、祖父の家の納屋で、祖父に宛てられた少女の手紙を三通見つける。最初の一通には未来・過去・現在を定義する「クラウス曲線理論」なる小文が綴られており、別の一通にはダムの底に「答え」があると書かれていた。少女の死にこだわった私は、少女と同じ名を持つ「間中岬」とともにダムへと向かう。すべての「語り」は「騙り」に過ぎないのか？驚きの結末を用意するミステリ表題作と、近代文学の香り漂う青春小説「簡単な生活」の二編を収録。
「BOOKデータベース」 より
