真心を差し出されてその包装を開いてゆく処 : 宋敏鎬詩集
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真心を差し出されてその包装を開いてゆく処 : 宋敏鎬詩集
青土社, 2011.7
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マゴコロ オ サシダサレテ ソノ ホウソウ オ ヒライテユク トコロ : ソン ミンホ シシュウ
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Description and Table of Contents
Description
精神と器官、感性と理性、これらの饗宴が開かれる熱く静謐な処で、心と心臓とが切り開かれてゆく、九年ぶりの新詩集。
Table of Contents
- 定義
- 算数に支配される心臓を鷲掴みしたことがありますか
- 昼寝中の心臓を起こすことほど背中に氷が垂れることはない
- 終点のない地下鉄のほの暗さに血液は偽物として流れ出す
- 百年が一瞬に燃え尽きた心臓の灰が撒かれている阿蘇の艸千里
- 雷鳴が轟く場所には虫けらもいない心臓手術
- 冷たいのはそこに血が通っていないから
- 血に染まった手を磨いても神にはなれない
- 神の手とかなんとか騒ぐな仏の産物だ
- 不死は厳密には信心のことであり、心臓は止まった〔ほか〕
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