真心を差し出されてその包装を開いてゆく処 : 宋敏鎬詩集

書誌事項

真心を差し出されてその包装を開いてゆく処 : 宋敏鎬詩集

宋敏鎬著

青土社, 2011.7

タイトル読み

マゴコロ オ サシダサレテ ソノ ホウソウ オ ヒライテユク トコロ : ソン ミンホ シシュウ

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内容説明・目次

内容説明

精神と器官、感性と理性、これらの饗宴が開かれる熱く静謐な処で、心と心臓とが切り開かれてゆく、九年ぶりの新詩集。

目次

  • 定義
  • 算数に支配される心臓を鷲掴みしたことがありますか
  • 昼寝中の心臓を起こすことほど背中に氷が垂れることはない
  • 終点のない地下鉄のほの暗さに血液は偽物として流れ出す
  • 百年が一瞬に燃え尽きた心臓の灰が撒かれている阿蘇の艸千里
  • 雷鳴が轟く場所には虫けらもいない心臓手術
  • 冷たいのはそこに血が通っていないから
  • 血に染まった手を磨いても神にはなれない
  • 神の手とかなんとか騒ぐな仏の産物だ
  • 不死は厳密には信心のことであり、心臓は止まった〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB16048958
  • ISBN
    • 9784791765171
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    109p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
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