レメディオス・バロ : 絵画のエクリチュール・フェミニン
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書誌事項
レメディオス・バロ : 絵画のエクリチュール・フェミニン
水声社, 2014.7
- タイトル別名
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Remedios Varo, peintre surréaliste? : création au féminin : hybridations et métamorphoses
レメディオスバロ : 絵画のエクリチュールフェミニン
- タイトル読み
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レメディオス・バロ : カイガ ノ エクリチュール・フェミニン
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注記
原著 (L'Harmattan, 2007) の翻訳
レメディオス・バロ略歴: p237-239
参考文献: p241-246
内容説明・目次
内容説明
人間として、芸術家として、女性であるということの根源的問いを発しつづけた画家レメディオス・バロ。シュルレアリスムの実験的手法、秘教思想に学びつつ、死と再生、人間と世界の宇宙的循環を、画布の上で自由に織りなすバロの独創的な幻想世界の魅力を、“女性性による創造”から解き明かす。
目次
- 第1章 レメディオス・バロとその研究方法(マージナルな絵画;伝記的要因—バロはシュルレアリストか? ほか)
- 第2章 アポリア(抑圧的な運命、耐え忍ぶべき社会的役割—『予感』『塔の方へ』『ご婦人方の幸福』『オーロラ』;取るに足らない知識—『突然変異した地質学者の発見』『反抗的な植物』 ほか)
- 第3章 新たな地平へ(神話的時間と地理的空間の探検—『枯葉』『オリノコ河の水源の探検』『不毛の道』;キリスト教神話の探求—『邂逅』『奇術師または軽業師』 ほか)
- 第4章 均衡(運命を支配する—『星粥』『宇宙の中心』;見いだされたアイデンティティ—『出逢い』『座った女』 ほか)
- 第5章 独創性(独自な空間の構築;構築、脱構築—地面 ほか)
「BOOKデータベース」 より