夜の読書
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書誌事項
夜の読書
(ちくま文庫, [ゆ-1-3])
筑摩書房, 2014.7
- タイトル読み
-
ヨル ノ ドクショ
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注記
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
本は「人類の知的活動の痕跡」であり、読書はそれを通して様々な世界に参入し、時間と空間を自在に往還する精神の運動である。著者は出版社に在社当時から、人はなぜ本を読むのかを考え続け、本の世界と徹底的に付き合ってきた。現在は全国紙の書評委員を務め、著者・編集者・読者を結びつける「本の共同体」をめざす書評は高く評価されている。その書評と読書論のエッセンスをまとめる。
目次
- 1 私の読書論(夜の読書;書評の藝の見本帖—『快楽としての読書「日本篇」』(丸谷才一)解説)
- 2 書評を蒐めて(多彩な文章に仕掛けられた最後の花火—丸谷才一『別れの挨拶』;静寂の中に“生の元型”をたどる恋愛小説—松家仁之『沈むフランシス』 ほか)
- 3 本に寄せて(緑の光線;井筒「伝説」に魅せられて ほか)
- 4 三冊の本による肖像画(大岡昇平;中村光夫 ほか)
「BOOKデータベース」 より