戦後史のなかの福島原発 : 開発政策と地域社会

書誌事項

戦後史のなかの福島原発 : 開発政策と地域社会

中嶋久人著

大月書店, 2014.7

タイトル別名

福島原発 : 戦後史のなかの : 開発政策と地域社会

タイトル読み

センゴシ ノ ナカ ノ フクシマ ゲンパツ : カイハツ セイサク ト チイキ シャカイ

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注記

主要参考文献: p219-230

内容説明・目次

内容説明

原発を受容した地域、拒否した地域、その分岐点とは?「平和利用」と「安全」を信じ、町の繁栄を願って立地を決めた地域。他方、放射能汚染を恐れ立地を阻んだ地域。実験炉導入前後から現在まで、地域社会における原発の受容〜変容過程をリスクとリターンの交換関係から描く。

目次

  • 第1章 原子力開発の開始と原子力関連施設の大都市圏からの排除(原子力開発の開始;日本原子力研究所東海村立地とリスク認識;「反原発運動」の源流としての関西研究用原子炉設置反対運動;原子炉立地審査指針の確定)
  • 第2章 地域開発としての福島第一原発の建設(一九六〇〜一九六七)(福島県による原発誘致活動;福島第一原発立地と地域社会;福島第一原発の建設)
  • 第3章 福島県における原発建設反対運動の展開(一九六八〜一九七三)(原発建設予定地における地権者の反対運動;一般住民による原発建設反対運動;福島県議会における反対意見の噴出)
  • 第4章 電源交付金制度と原発建設システムの確立(一九七四〜)(電源交付金制度の成立;原発依存社会の行方;「日常の風景」を切り裂いた三・一一)

「BOOKデータベース」 より

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