劣化する日本人 : 自分のことしか考えられない人たち
著者
書誌事項
劣化する日本人 : 自分のことしか考えられない人たち
(ベスト新書, 443)
ベストセラーズ, 2014.7
- タイトル別名
-
劣化する日本人 : 自分のことしか考えられない人たち
- タイトル読み
-
レッカ スル ニホンジン : ジブン ノ コト シカ カンガエラレナイ ヒト タチ
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内容説明・目次
内容説明
万能のSTAP細胞、現代のベートーベン、PC遠隔操作は誤認逮捕etc.—これらは数例の事例が偶然重なっただけだろうか。いや、明らかに日本人は「劣化」しているのではないだろうか。半世紀前の私たちは、こんな事件を短時日に立て続けに起こしたりはしなかった。生真面目で慎重、誠実といった日本人の美徳が音を立てて壊れていく。
目次
- プロローグ—二〇一四年はこれまでと違う時代の始まり
- 第1章 STAP細胞問題—綺麗な“リケジョ”の強すぎた自己愛
- 第2章 偽ベートーベン問題—“感動したい、もっと売りたい、目立ちたい”
- 第3章 パソコン遠隔操作事件—社会への恨みと自己愛の狭間で
- 第4章 止まらないヘイトスピーチ—公道で「死ね!」「殺せ!」と叫ぶ人たち
- 第5章 劣化する政治家たち—その発言、公人としてアウトでしょ!
- 第6章 SNSが日本を滅ぼす!?—性犯罪・いじめ・自殺と“つながる”ネット社会
- 第7章 知性の劣化と言論の危機—反知性主義と市場の徹底化はパラレルに進む
- エピローグ—「自分さえよければよし」の社会を考え直す
「BOOKデータベース」 より