近現代の法華運動と在家教団
著者
書誌事項
近現代の法華運動と在家教団
(シリーズ日蓮, 4)
春秋社, 2014.7
- タイトル読み
-
キンゲンダイ ノ ホッケ ウンドウ ト ザイケ キョウダン
大学図書館所蔵 件 / 全49件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の著者: 大西克明, 梅津礼司, 西條義昌, 磯岡哲也, 寺田喜朗, 大谷栄一, 津城寛文, 仁科悟朗, 大平宏龍, 斎藤謙次, 中野毅, ランジャナ・ムコパディヤーヤ, 朴承吉, 福岡日雙
文献あり
内容説明・目次
内容説明
日蓮思想の再歴史化とは何か。本巻は、日蓮仏教がいかに近代化する社会状況に応答したか、またその矛盾を反映して興った在家教団の法華運動の諸相を検証、日蓮仏教再興の動向を論じる。
目次
- 1 総論(近代天皇制と日蓮主義の構造連関—国体をめぐる「顕密」変動;敗戦後の「立正安国」運動—在家教団の二つの戦略)
- 2 近代との出会い(廃仏毀釈と「日蓮宗」の維新;謗法厳禁と現証利益—法華系新宗教の先駆・本門佛立講;民衆的法華信仰と在家先祖供養;日蓮主義の勃興と国体開顕—田中智学と本多日生の「日蓮主義」を中心に;知識人の日蓮評価;高山樗牛と姉崎嘲風の日蓮論—明治期アカデミシャンの日蓮理解)
- 3 戦時下での受難と対応(日蓮主義から仏教社会主義へ—妹尾義郎の思想と運動;国家改造と急進日蓮主義—北一輝を焦点に;石原莞爾と「世界最終戦争」・「東亜連盟運動」;戦時体制下の日蓮門下—曼荼羅国神不敬事件と天皇本尊論)
- 4 在家教団の勃興と法華仏教の再歴史化(法華系新宗教の台頭と宗教協力—新宗連;戦後日本社会と創価学会運動—社会層と政治進出との関連で;門流を越えた法華仏教のネットワーク運動)
- 5 現代の海外布教(藤井日達と日本山妙法寺の海外布教—「西天開教」から世界平和運動へ;創価学会の海外組織—韓国SGIの急伸要因;インターネット布教と現地指導—イタリアのHBS)
「BOOKデータベース」 より