負けんとき : ヴォーリズ満喜子の種まく日々

書誌事項

負けんとき : ヴォーリズ満喜子の種まく日々

玉岡かおる著

(新潮文庫, 10004-10005, た-51-11-12)

新潮社, 2014.8

  • 上巻
  • 下巻

タイトル読み

マケントキ : ヴォーリズ マキコ ノ タネ マク ヒビ

注記

2011年11月刊の文庫化

内容説明・目次
巻冊次

上巻 ISBN 9784101296210

内容説明

明治半ば、播州(兵庫県南部)小野藩最後の藩主の娘として生まれた一柳満喜子。封建的な家で育った満喜子だが、平民の通う女学校に進んで、アメリカ人教師から英語やキリスト教の精神を教えられ、神戸女学院では音楽を学ぶ。乳兄弟の佑之進との恋は実らず、傷心の彼女はアメリカに留学することに…。運命に翻弄されながらも、自らの人生を切り開いていった女の姿を描く感動の大作。
巻冊次

下巻 ISBN 9784101296227

内容説明

キリスト教伝道のため来日し、近江兄弟社を設立したW・メレル・ヴォーリズは、関西学院、軽井沢ユニオン教会などを手掛けた建築家としても知られる。留学から帰国した満喜子はメレルと出会い、周囲の猛反対を押し切って、結婚する。近江八幡に居を構え、幼児教育に邁進する彼女と日本に帰化した夫の前に、様々な因難が待ち受けていた—。二人の愛に満ちた生涯を描く感動の長編。

「BOOKデータベース」 より

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