犯罪と日本社会の病理 : 破壊と生の深層社会学
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犯罪と日本社会の病理 : 破壊と生の深層社会学
書肆クラルテ , 朱鷺書房 (発売), 2014.6
- タイトル読み
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ハンザイ ト ニホン シャカイ ノ ビョウリ : ハカイ ト セイ ノ シンソウ シャカイガク
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内容説明・目次
内容説明
現代社会の深層分析を通して、新自由主義が煽る異端と差別の日本的構造を解明—同調社会日本のゆくえ。
目次
- 序章 同調社会の病理構造(組織病理を貫く三過程の原理—病理問題へのアプローチ;いじめ自殺に見る日本の病理—犯罪と自殺の接点;犯罪行為の内的過程—限界殺人とは)
- 第1章 無差別殺人の構図—破壊と生のあいだ(不透明な犯罪とその認識論;怨恨感情の増幅—コミュニケーションの不全;破壊と実存的解放—深層に潜む実存の空間)
- 第2章 限界殺人の世界—既成の犯罪概念を超えて(殺人認識における理念と現実—科学の虚構性;限界殺人と仄暗い殺人空間;生への欲動—精神分析と実存)
- 第3章 現代犯罪と責任論の新次元(社会学的責任論の射程—「冷酷非情」とは何か;法的責任論を超えて;新責任指標から見た最近の判決例)
- 第4章 現代の病理問題と同時代史—分水嶺としての新自由主義(歴史的必然と自壊する政党アイデンティティ;権力への妄執と溶解する政治理念;政党の分裂と民意の黙殺;自民党政治への回帰—拡大強化された「いつか来た道」)
「BOOKデータベース」 より