なぜ日本人は、あの戦争を始めたのか : 狂ってしまった日本人の「戦争時計」
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なぜ日本人は、あの戦争を始めたのか : 狂ってしまった日本人の「戦争時計」
主婦の友インフォス情報社 , 主婦の友社(発売), 2014.9
- タイトル読み
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ナゼ ニホンジン ワ アノ センソウ オ ハジメタノカ : クルッテ シマッタ ニホンジン ノ センソウ ドケイ
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注記
主な引用文献: p300-302
内容説明・目次
内容説明
「日本人の戦争時計」という新しい説明原理…日本人に戦争が体内化されたのは日清戦争で、日独戦争までの20年、“戦争開始間隔”は6.7年であった。日独戦争から満州事変までの17年、“戦争開始間隔”は5.7年で、1年早まる。しかし、満州事変から太平洋戦争までの間に上海事変、日中戦争、ノモンハン戦争が起こり、“戦争開始間隔”は2.0年に縮まる。「戦争時計」は完全に狂った。それはなぜか?本書はその謎を新しい証拠写真と史料解釈で解き明かす!
目次
- 予防戦争としての満州事変、張学良が兵工廠を完成させる前にやった!
- 日清戦争、日本人に早々と体内化された戦争時計
- 針が進み出し、ついには狂ってしまった戦争時計
- 北清事変と日露戦争、大義名分が一応立った戦争
- 日露戦争を起因として第一次大戦、それを遠因として第二次大戦が起こる
- シベリア出兵から山東出兵へ、軍閥戦争から統一戦争へ向う中国との関係
- 満州事変から上海事変へ
- 五・一五事件、世界最初の政府転覆流血ファシズム・クーデター
- 天皇を支えるリベラル派vs枢密院・陸軍・右翼
- 1934年は、日露戦争開戦から30周年記念の年
- 満州にないモノが華北にある!熱河作戦から始まる北支分離作戦
- 二・二六事件、日本の議会政治にとどめを刺した暗殺事件と長期戒厳下
- 中国在留邦人の目から見た盧溝橋事件。「今度は支那人も本気だ!」
- 大艦巨砲主義、ドイツの技術とタングステン鋼がないと巨砲が製造できない
- パナイ号事件とノモンハン戦争〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より