そしてカルメンはパリに行った : フラメンコ・ジャンルの芸術的誕生(一八三三-一八六五年)
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そしてカルメンはパリに行った : フラメンコ・ジャンルの芸術的誕生(一八三三-一八六五年)
彩流社, 2014.7
- タイトル別名
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そしてカルメンはパリに行った : フラメンコ・ジャンルの芸術的誕生(1833-1865年)
--Y Carmen se fue a París : un estudio sobre la construcción artística del género flamenco, 1833-1865
そしてカルメンはパリに行った : フラメンコジャンルの芸術的誕生一八三三-一八六五年
- タイトル読み
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ソシテ カルメン ワ パリ ニ イッタ : フラメンコ・ジャンル ノ ゲイジュツテキ タンジョウ(1833-1865ネン)
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注記
原著 (Córdoba : Almuzara, 2006) の全訳
資料文献: 巻末pxxvii-xxxvii
訳者による参考文献紹介: pxxxviii-xxxix
ゲルハルト・シュタイングレスの著作一覧: 巻末pi-iii
内容説明・目次
内容説明
ロマン主義美学の結晶としてのフラメンコ。アンダルシアを発祥とするフラメンコ(とくにバイレ・フラメンコ)の生成には、ヨーロッパの劇場世界との緊密な関係があった。パリ発行の音楽・演劇関連の新聞雑誌から得られた実証的なデータに基づく、刷新的なフラメンコ研究を代表する本書は、フラメンコ神話を乗り越え、新たな次元を照らし出す!
目次
- 第1章 序論(フラメンコ・ジャンルの漠然とした起源—社会的構築と内輪の表明のはざまで;研究状況とテーマ設定)
- 第2章 研究の理論的枠組、方法論、技法(ブルデューの芸術場の理論;研究技法と資料について)
- 第3章 十九世紀前半のスペインの音楽と舞踊の状況(歴史的背景—アンシャン・レジームの変革と近代社会の出現;アンダルシアの美学的開発 ほか)
- 第4章 場の構築と二元構造—フラメンコ生成をめぐって(「官能的」なファンダンゴとボレロ(一八二一〜一八三三年);スペイン舞踊団の初来演とジプシー風フランス・バレリーナの時代(一八三三〜一八四一年) ほか)
- 第5章 トランスカルチャー的混淆—フラメンコ・ジャンル生成にとって「絶対不可欠な条件」
「BOOKデータベース」 より