娼婦たちから見た日本
著者
書誌事項
娼婦たちから見た日本
KADOKAWA, 2014.7
- タイトル読み
-
ショウフ タチ カラ ミタ ニホン
大学図書館所蔵 件 / 全30件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
主要参考文献一覧: p314-317
内容説明・目次
内容説明
人の寂しさは、人でしか救うことが出来ない—。もの言わずに、日本各地の売春街から消えていったじゃぱゆきさんや、日本人娼婦たち。日陰に生きる彼女たちは、社会の弱者でもある。彼女たちの身に起こったことは、次に私たちに起こることである。彼女たちは、日本人をどのように見てきたのか?そして、日本社会をどのように捉えてきたのだろうか?黄金町、渡鹿野島、沖縄、秋葉原、フィリピン、タイ、シンガポール、マレーシア、チリetc.10年以上をかけ、夜の街を行脚し続けた著者が、女たちの日本史を紡ぐ。現場ルポの決定版!!
目次
- プロローグ 空気のように、常に娼婦たちはいた
- 第1景 売春街は死に、外国人娼婦は溶けた—神奈川県横浜黄金町
- 第2景 四百年の歴史を娼婦は灯す—三重県渡鹿野島
- 第3景 国策に娼婦は殺された—東南アジア、熊本県天草
- 第4景 ジャパニーズドリームを娼婦は体現した—チリ、フィリピン、タイ
- 第5景 娼婦は基地を抱き、基地に傷つけられる—沖縄県
- エピローグ 灰色の街に彩りを娼婦たちは与える
「BOOKデータベース」 より