われ弱ければ : 矢嶋楫子伝
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書誌事項
われ弱ければ : 矢嶋楫子伝
(小学館文庫)
小学館, 1999.1
- タイトル読み
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ワレ ヨワケレバ : ヤジマ カジコ デン
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注記
小学館ライブラリー (1993年4月刊) の文庫化
矢嶋楫子の肖像あり
参考文献並びに資料: p313
内容説明・目次
内容説明
厳しい明治の世、熊本の旧家に生まれた矢嶋かつは、酒乱の夫に再三生命の危機にさらされ、自分から離縁を言い渡す。当時の風潮に反するかつの行いに世間も身内も冷たく、三人の子を置いて単身東京へ行くことに。船旅の途中自らに「楫子」と命名し、強い意志で教師を志す楫子だったが、十歳近くも年下の妻子ある書生との恋愛、出産を経て、人の“弱さ”を痛感する。そして出会ったのがキリスト教だった。女子学院初代院長・日本キリスト教婦人矯風会初代会頭を務め、新しい女性の生き方を提示した矢嶋楫子の波瀾の人生。
目次
- 黒髪
- 鼻緒
- 逢瀬
- 盟約
- ミセス・ツルー
- 長煙管
- 汐留橋
- 反発
- 桜井女学校
- 婦人矯風会
- 苦界
- 面影
- 訓令第十二号
- 天洋丸
- われ弱ければ
「BOOKデータベース」 より