なぜ生物に寿命はあるのか?

Bibliographic Information

なぜ生物に寿命はあるのか?

池田清彦著

(PHP文庫, [い92-1])

PHP研究所, 2014.8

Other Title

寿命はどこまで延ばせるか?

なぜ生物に寿命はあるのか

Title Transcription

ナゼ セイブツ ニ ジュミョウ ワ アルノカ?

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Note

「寿命はどこまで延ばせるか?」(2009年刊)の改題

Description and Table of Contents

Description

生物に寿命があるのは当然のように思うが、実はバクテリアなどの単細胞生物は環境が整えば、原則的に不死なのだ。つまり、単細胞生物から、多細胞生物に進化する過程で寿命をもったといえる。永遠の命と引き換えに、生物は何を得たのか?本書では、生命の起源から進化と寿命の関係、人間の寿命が最大限に伸びる可能性までを、人気生物学者が考察する。

Table of Contents

  • 第1章 寿命の起源—生命のはじまりはどこにあるのか(生命の起源についての諸説;代謝システムと遺伝;生物はいかに進化していったのか;寿命はなぜあるのか)
  • 第2章 生物にとって寿命とは何か—寿命をもつことの損得(ゾウリムシに寿命はあるのか;減数分裂とは何か;無性生殖と有性生殖と寿命の関係;アポトーシス(細胞のプログラム死)とは何か)
  • 第3章 ヒトの寿命は何で決まるのか(分裂細胞の寿命は決まっている;長寿を妨げる要因—病気になりやすい遺伝子;老化をもたらす要因とは)
  • 第4章 ヒトの寿命は延ばせるか(がんを予防する生物学的発想;老化を遅らせる方法;人体システムの改造計画)
  • 第5章 長寿社会は善なのか(平均寿命があと二十年延びたら?;不老不死の未来社会を空想する)

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Details

  • NCID
    BB1645984X
  • ISBN
    • 9784569762203
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    236p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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