節の歳時記 : 農村歌人長塚節の自然観
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節の歳時記 : 農村歌人長塚節の自然観
未知谷, 2014.7
- タイトル読み
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タカシ ノ サイジキ : ノウソン カジン ナガツカ タカシ ノ シゼンカン
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注記
参考文献: p248-251
内容説明・目次
内容説明
ありきたりの草や木でもつねに新鮮な目で観察する節の態度は、文学者の域をこえて博物学者(ナチュラリスト)に近い。節の短歌を歌材ごとに分類、着眼点や表現法を時代順に追い、泥臭い素材と洗練された表現が織りなす長塚節の風景、その抒情歌としての深まりを味わう一書。
目次
- 春の憂悶(ハンノキの花—短歌連作の構造;カエル—田んぼの応援団 ほか)
- 夏の旅景色(西の旅路のマツ—教養の旅から羈旅へ;平潟のマツ—民俗写生の歌と散文 ほか)
- 秋の田園生態(草紅葉—地味な歌材の発掘;月夜のソバの花—夕闇に浮かぶ白 ほか)
- 冬の病中吟(根岸養生院のサザンカ—血にかも散る;杉はいぶせし—旧家の重圧 ほか)
「BOOKデータベース」 より