夢を喰らう : キネマの怪人・古海卓二
著者
書誌事項
夢を喰らう : キネマの怪人・古海卓二
筑摩書房, 2014.9
- タイトル別名
-
夢を喰らう : キネマの怪人古海卓二
- タイトル読み
-
ユメ オ クラウ : キネマ ノ カイジン フルミ タクジ
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注記
「波」2012年3月号-2013年3月号に連載された「トスキナの唄 : 流浪のキネマ屋・古海卓二伝」を加筆・再構成したもの
参考文献: p251-255
内容説明・目次
内容説明
伝説の浅草オペラ「トスキナ」、アナキストを逆さまにした作品タイトルの通り、その作者・貘与太平こと古海卓二は、権威や権力に逆らいつづけた異端の表現者であった。大杉栄など浅草に集まる文化人、社会運動家たちと交流し、やがて映画界に転じてからは傾向映画といわれる左翼的作品や、市川右太衛門主演「旗本退屈男」などを発表し活躍する。しかし、戦火の拡大とともに映画界から遠ざかり、故郷・九州で火野葦平らと出会い、軍部への協力の道を歩きだす。本書は「ホームレス歌人がいた冬」で読書界の話題となった著者が、祖父である古海卓二の生涯をたどる。
目次
- トスキナ、逆らいつづける男
- 九州の製鉄所から演歌師に
- 浅草オペラの熱狂
- 美的浮浪者と反逆者の群れ
- 谷崎潤一郎と映画人たち
- 活動屋たちの自由恋愛
- 大杉栄虐殺
- 撮影所は無頼の砦
- 旗本退屈男の誕生
- 傾向映画と転向の時代
- 戦争と文化人
- 文学への望み
「BOOKデータベース」 より