古墳時代の農具研究 : 鉄製刃先の基礎的検討をもとに

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古墳時代の農具研究 : 鉄製刃先の基礎的検討をもとに

河野正訓著

雄山閣, 2014.8

タイトル読み

コフン ジダイ ノ ノウグ ケンキュウ : テツセイ ハサキ ノ キソテキ ケントウ オ モト ニ

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注記

博士学位論文 (京都大学, 2012年) を加筆修正したもの

参考文献: p205-216

遺跡文献 (墳墓, 集落): p241-266

内容説明・目次

内容説明

鉄鎌や鉄鍬など農具の先端に装着された鉄製刃先。西日本の出土遺物を詳細に観察し、使用や実用性を再検討した上で、経済・社会・祭祀それぞれを構築するのに適した資料を選ぶ。農具鉄製刃先から新たな古墳時代像を探るための基礎研究となる一書。

目次

  • 第1部 農具鉄製刃先の構造(鉄鍬(方形板刃先)の構造;鉄鍬(U字形刃先)の構造;鉄鎌の構造;鉄製穂摘具の構造)
  • 第2部 農具鉄製刃先の使用(方形板刃先の使用;直刃鎌の使用;農具鉄製刃先の使用品と未使用品—事例研究1京都府岩谷2号墳例)
  • 第3部 農具鉄製刃先の変化(農具鉄製刃先の実用品と非実用品;農具鉄製刃先の変遷;古墳時代前期の曲刃鎌—事例研究2山口県秋根遺跡例)
  • 第4部 農具鉄製刃先の所有と管理(農具鉄製刃先の所有;地方からみた鉄の管理体制—事例研究・鳥取県長瀬高浜遺跡)

「BOOKデータベース」 より

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