大陸からの音 : クラシック音楽の中継地・満洲

書誌事項

大陸からの音 : クラシック音楽の中継地・満洲

増田芳雄著

(近代文芸社新書)

近代文藝社, 2014.9

タイトル別名

大陸からの音 : クラシック音楽の中継地満洲

タイトル読み

タイリク カラノ オト : クラシック オンガク ノ チュウケイチ マンシュウ

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注記

引用文献: p157-161

内容説明・目次

内容説明

満洲は日本の植民地ではなく、日・満・漢・鮮・蒙の五族、それに亡命白系ロシア人(ユダヤ人)が築いた文化国家であった。その中心の一つをなしたのはヨーロッパ古典音樫を満洲へ移入した白系ロシア人(ユダヤ人)であった。本書では、筆者の満洲やヨーロッパにおける体験を通じてクラシック音楽のヨーロッパ大陸、満洲大陸からの流れを追った。

目次

  • 第1章 満洲とは(満洲の歴史;満洲国 ほか)
  • 第2章 満洲における西洋古典音楽活動(なぜロシア人やユダヤ人が満洲へ渡ったのか?国際都市ハルビン;大連の音楽事情 ほか)
  • 第3章 ユダヤ人問題とロシア革命(ヨーロッパにおける「反ユダヤ主義」;ロシア革命と白系ロシア人)
  • 第4章 ヨーロッパ古典音楽の伝来(レコードによる音楽鑑賞;レコードマニアについて ほか)
  • 第5章 「音」の源泉・ヨーロッパ大陸(オペラとオペレッタ;ヨーロッパ各地の音楽家ゆかりの家 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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