テヅカ・イズ・デッド : ひらかれたマンガ表現論へ
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書誌事項
テヅカ・イズ・デッド : ひらかれたマンガ表現論へ
(星海社新書, 53)
星海社 , 講談社(発売), 2014.9
- タイトル別名
-
テヅカイズデッド : ひらかれたマンガ表現論へ
- タイトル読み
-
テズカ イズ デッド : ヒラカレタ マンガ ヒョウゲンロン エ
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内容説明・目次
内容説明
1989年、手塚治虫が死去した。その後に訪れた90年代、いつしか「マンガはつまらなくなった」という言説が一人歩きを始めた。手塚の死とともに、マンガの歴史は終わってしまったのか?いや、そのようなことは決してない。神の死後に生まれたマンガたちが見向きもされない現実は、マンガにとって不幸ではないのか?そして、なぜそのようなことが起きてしまったのか?歴史的空白を「キャラとリアリティ」の観点からとらえ直すことで、マンガ表現論の新たな地平を切り開いた名著、ついに新書化。マンガ・イズ・ノット・デッド。
目次
- 第1章 変化するマンガ、機能しないマンガ言説(なぜマンガ言説は、現状に対応できないのか?;「読み」の多様さとシステム論的分析の必要性 ほか)
- 第2章 切断線を超えるもの—いがらしみきお『ぼのぼの』の実践(いがらしみきおの認識;『ぼのぼの』と『動物化するポストモダン』 ほか)
- 第3章 「キャラクター」とは何か(「キャラ」とリアリティ;『NANA』は「キャラ」は弱いけれど、「キャラクター」は立っている ほか)
- 第4章 マンガのリアリティ(マンガにおける近代的リアリズムの獲得;「コマわり」とは何か ほか)
- 第5章 テヅカ・イズ・デッド—手塚治虫という「円環」の外で(手塚治虫という円環;より開かれたマンガ表現史へ)
「BOOKデータベース」 より