明治の国際人・石井筆子 : デンマーク女性ヨハンネ・ミュンターとの交流
Author(s)
Bibliographic Information
明治の国際人・石井筆子 : デンマーク女性ヨハンネ・ミュンターとの交流
新評論, 2014.10
- Other Title
-
明治の国際人石井筆子 : デンマーク女性ヨハンネミュンターとの交流
- Title Transcription
-
メイジ ノ コクサイジン・イシイ フデコ : デンマーク ジョセイ ヨハンネ・ミュンター トノ コウリュウ
Available at 88 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Note
参考文献一覧: p229-233
筆子・ヨハンネ関連年表: p234-239
Description and Table of Contents
Description
明治期にヨーロッパへの女子留学生として脚光を浴び、皇室に重宝されながら称賛に値する人生を送り、知的障害者教育の世界でも意義深い事業を成し遂げていたにもかかわらず、なぜか「無名の人」と呼ばれている筆子。日本における婦人教育の発展と、女性の自立に貢献することを夢見たにもかかわらず、日の当たらない場所で縁の下の力持ちになることを選んだ筆子。苦難が多かった筆子の人生において支えになったのはキリスト教であり、夫の石井亮一であったと思われるが、実は、地球の反対側で、筆子の不幸な身を心配してくれていたデンマーク婦人ヨハンネ・ミュンターがいた。ヨハンネの回想記『日本の思い出』(1905年)などの新史料に光を当てることで、筆子の若く溌剌としていた知られざる日々を蘇らせ、世界的な視野で婦人教育の問題を思い描いていた筆子の様子を紹介した。
Table of Contents
- 第1章 鹿鳴館—和装の通訳婦人
- 第2章 渡辺筆子の娘時代
- 第3章 小鹿島果との結婚と女子教育
- 第4章 ヨハンネ・ミュンターの日本滞在
- 第5章 ヨハンネの回想記『日本の思い出』から
- 第6章 回想記『日本の思い出』に描かれている筆子
- 第7章 筆子の打ち明け話—親密の時
- 第8章 その後の筆子
- 第9章 帰国後のヨハンネ
- 第10章 ヨハンネの手紙と筆子の返事
by "BOOK database"