辞書からみた日本語の歴史
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辞書からみた日本語の歴史
(ちくまプリマー新書, 220)
筑摩書房, 2014.10
- タイトル読み
-
ジショ カラ ミタ ニホンゴ ノ レキシ
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内容説明・目次
内容説明
「日本語の歴史」シリーズ第二弾。現代において辞書は買って使うものだが、江戸時代以前は写すことで所持し、自分で作り上げるものだった。辞書の「作り手」「使い手」の姿を通して、各時代の日本語を活写する。
目次
- 第1章 辞書の「作り手」と「使い手」—平安〜鎌倉時代の辞書(百科事典的な『和名類聚抄』;漢文訓読がうんだ『類聚名義抄』)
- 第2章 辞書を写す—文学にも日常生活にも対応する室町時代の辞書(成長する辞書『下学集』;文学とも関わりが深い『節用集』)
- 第3章 日本語の時間軸を意識する—江戸時代の三大辞書(「今、ここ」のことばを集めた『俚言集覧』;古典を読むための『雅言集覧』;現代の国語辞書の先駆者『和訓栞』)
- 第4章 西洋との接触が辞書にもたらしたこと—明治期の辞書(ヘボン式ローマ字綴りのもととなった『和英語林集成』;いろは順の横組み辞書『「漢英対照」いろは辞典』;五十音順配列の辞書『言海』)
「BOOKデータベース」 より