スクリャービン : 晩年に明かされた創作秘話
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書誌事項
スクリャービン : 晩年に明かされた創作秘話
音楽之友社, 2014.10
- タイトル別名
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Vospominaniya o Skryabine
Воспоминания о Скрябине
Vospominanii︠a︡ o Skri︠a︡bine
- タイトル読み
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スクリャービン : バンネン ニ アカサレタ ソウサク ヒワ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、晩年のスクリャービン(1871‐1915)を間近で見た友人レオニード・サバネーエフ(1881‐1968)による貴重な「記録」である。晩年の思索—神智学の隙間から覗き見た西欧ロマン主義の独自の解釈—、当時のロシア音楽界、家族のことなど、多くがスクリャービン自身の言葉で語られている。初版は1925年にモスクワで出版されたものの、サバネーエフが西側へ亡命したこともあり旧ソビエト政権下では注目されず、2003年に再刊された。長く続み継がれているスクリャービンの最重要文献、待望の日本語訳である。
目次
- 次第に見えてきたスクリャービンの姿
- “交響曲第三番”と“法悦の詩”
- 交際の環、“プロメテウス”、神智学
- スクリャービンの親族—親族に理解されない幻想的人類史
- クーセヴィツキーとの断絶
- 日常的ではない祭典としての芸術志向—性的恍惚で終わる神秘劇?
- 三つのソナタの進捗
- 神秘劇への記譜法・調性の色—“プロメテウス”と神秘劇との中間に序幕
- 神秘劇実現のためのインドへの夢—ブリャンチャニーノフによる英国礼賛
- のしかかるパートナーとの問題—“光の交響曲”への彼自身の解説
- 神秘劇の前にその序幕を書く—スクリャービンの音楽論を見ながら
- 第一次大戦、序幕の準備が具体化
- 長期の演奏旅行の果てに—没後に展開された俗悪化
「BOOKデータベース」 より