新潮記 ; ちくしょう谷
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書誌事項
新潮記 ; ちくしょう谷
(山本周五郎長篇小説全集 / 山本周五郎著, 第20巻)
新潮社, 2014.9
- タイトル読み
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シンチョウキ ; チクショウダニ
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内容説明・目次
内容説明
江戸へ剣術修業に赴いた朝田隼人は短気な一徹者だった。しかし、兄の決闘による死を聞き国許に戻った隼人は、なぜか慈愛に満ちた人柄に変っていた。やがて彼は道場を辞し、流人村の木戸番頭を志願する。その村は「ちくしょう谷」と呼ばれ、住人は農耕を知らず、けもののように暮していた。そして、木戸番には兄を殺した男がいた…。朝田隼人臼く、「ゆるすということはむずかしいが、もしゆるすとなったら限度はない」兄を謀殺された男のある決断を通して、「罪」と「ゆるし」に迫る問題作『ちくしょう谷』。幕末期、自らの使命に目覚める青年を描く感動作『新潮記』。
「BOOKデータベース」 より