ユーロ銀行同盟の構図 (ラビリンス) : その死角をストレステスト

書誌事項

ユーロ銀行同盟の構図 (ラビリンス) : その死角をストレステスト

米倉茂著

文眞堂, 2014.9

タイトル別名

ユーロ銀行同盟の構図 : その死角をストレステスト

タイトル読み

ユーロ ギンコウ ドウメイ ノ ラビリンス : ソノ シカク オ ストレス テスト

注記

参照文獻一覧: p173-180

内容説明・目次

内容説明

ユーロ危機の再発防止をめざすはずのユーロ銀行同盟。だが内実は真逆。通貨は一つ、財政はバラバラの寄せ木細工のユーロ体制。その銀行同盟には中枢・周縁諸国間の対立を煽る金融上の地雷が充満。これまでサブプライム、リーマン、ユーロなど一連の世界的金融危機を活写してきた著者。今回は、危険がいっぱいの銀行同盟の不都合な真実を抉り出す。

目次

  • 第1章 危険がいっぱいのユーロ銀行同盟
  • 第2章 穴だらけのユーロ銀行同盟—脚のそろわない三脚テーブルが銀行同盟
  • 第3章 ドイツのユーロ銀行同盟に対する姿勢—ユーロ圏の盟主は銀行同盟に実質上、反対
  • 第4章 ECB総裁ドラギのマジック—二〇一二年夏のユーロ崩壊危機を阻止したドラギの巧みな戦術とターゲット2不均衡問題
  • 第5章 ユーロ圏と米国の金融システムの効率性の差
  • 第6章 異形の中央銀行ECB—一般の中央銀行の内実をすべて欠いている「中央銀行」の解剖
  • 第7章 ユーロ銀行同盟を導入しても危ういユーロ・レベルの金融危機対策

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ