ペローとラシーヌの「アルセスト論争」 : キノー/リュリのオペラを巡る「驚くべきものle merveilleux」の概念
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ペローとラシーヌの「アルセスト論争」 : キノー/リュリのオペラを巡る「驚くべきものle merveilleux」の概念
作品社, 2014.9
- タイトル別名
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ペローとラシーヌのアルセスト論争 : キノーリュリのオペラを巡る驚くべきものle merveilleuxの概念
- タイトル読み
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ペロー ト ラシーヌ ノ「アルセスト ロンソウ」 : キノー/リュリ ノ オペラ オ メグル「オドロクベキ モノ le merveilleux」ノ ガイネン
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注記
博士学位論文 (東京芸術大学、2013年) に改訂加筆を行ったもの
参考文献表: p309-321
内容説明・目次
内容説明
太陽王ルイ14世治世下の1674年、古代ギリシアのエウリピデス劇を下に初演されたキノー/リュリのトラジェディ・アン・ミュジック“アルセスト”。フランス・オペラ成立時期の当作品を巡り、シャルル・ペローたちオペラ擁護派(近代派)とラシーヌを始めとする古典劇擁護派(古代派)とによる論戦を、主題となったキイワードを軸に解明する。
目次
- 第1部 “アルセスト”上演まで(コルネイユと『プシシェ』;ペランとカンベールの“ポモーヌ”;「王立音楽アカデミー」設立とリュリ;キノーについて)
- 第2部 「アルセスト論争」1—ペローによる『アルセスト批評』(“アルセスト”の作品分析;『アルセスト批評』1—“アルセスト”上演を取り巻く状況;『アルセスト批評』2—本論の展開)
- 第3部 「アルセスト論争」2—ラシーヌの批判とペローの反駁(『イフィジェニー』上演;『イフィジェニー』「序」におけるラシーヌのオペラ批判;ペローの反駁と「アルセスト論争」の纏め;ペローとラシーヌ/ボワローとの「新旧論争」およびアルミード)
「BOOKデータベース」 より