合理的避戦論
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合理的避戦論
(イースト新書, 033)
イースト・プレス, 2014.8
- タイトル読み
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ゴウリテキ ヒセンロン
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注記
主要参考文献: p314-319
内容説明・目次
内容説明
軍国主義華やかなりし昭和初頭、「空気」に抗って反戦平和を唱えた言論人たちがいた。斎藤隆夫、桐生悠々、水野広徳、北一輝、石橋湛山、石原莞爾、清沢洌。彼らの生涯を精緻に辿りながら、戦後の興味深い三島由紀夫・野中広務の対比も含め、通底する“合理的”避戦思想を再評価する。さらに特別対談として、クリミアから見た新冷戦構造、衝突寸前の日中関係、安倍総理の靖国参拝で揺らぐ日米関係、集団的自衛権問題などを、外務省欧亜局長、オランダ大使などを歴任した東郷和彦氏とともに緊急分析!
目次
- 対論 東郷和彦×小島英俊 この国は本当に戦争がしたいのか?
- 平和思想の近代史
- 「ねずみの殿様」斎藤隆夫の四二年間の奮闘
- 防空演習を嗤った桐生悠々
- 二〇年前から東京大空襲を予言した水野広徳
- 天才・北一輝の驚異
- 未来を見通せたエコノミスト・石橋湛山
- 陸軍唯一の哲学者・石原莞爾
- 国際通苦労人・清沢洌
- 戦前の「戦争と平和論」
- 戦後の「戦争と平和論」
- 皮肉なクロスロード・三島由紀夫と野中広務
「BOOKデータベース」 より