書誌事項

泥棒たち . 黒い湖のほとりで

デーア・ローアー著 ; 三輪玲子訳 . デーア・ローアー著 ; 村瀬民子訳

論創社, 2014.9

タイトル別名

Diebe

Am Schwarzen See

タイトル読み

ドロボウタチ. クロイ ミズウミ ノ ホトリ デ

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注記

参考資料: p310-311

内容説明・目次

内容説明

引きこもりの保険外交員フィンをはじめ、グローバル化社会の片隅で自分の人生をおずおずとこそこそと「まるで泥棒みたいに」生きている人々、陰鬱にユーモアをどん底に希望の光を見出そうともがく12人のエピソードを、多人称で多層的なメルヘンのように描き連ねる群像劇。グロテスクにコミカルにやがて哀しき『泥棒たち』。「愛は死死は愛」と遺書を残して死んだ我が子。残された親たちは、事件の記憶に圧倒されながらも、懸命に過去を振り返り、子どもたちの心を探る。極限的なまでに美しく凝縮された言語世界に誘われて、誰しも日常に潜むぼんやりとした不安に向き合わざるをえない。平穏な日常と異常な事件の狭間で茫然と佇む『黒い湖のほとりで』。ベルリン・ドイツ座初演で話題の二作品。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB16996033
  • ISBN
    • 9784846013622
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    312p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
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