元素変換 : 現代版「錬金術」のフロンティア

書誌事項

元素変換 : 現代版「錬金術」のフロンティア

吉田克己 [著]

(角川EPUB選書, 015)

KADOKAWA, 2014.10

タイトル別名

元素変換 : 現代版錬金術のフロンティア

タイトル読み

ゲンソ ヘンカン : ゲンダイバン レンキンジュツ ノ フロンティア

内容説明・目次

内容説明

ありふれた金属を貴金属に変換することができたなら?—古くから人々が憧れを抱いてきた“錬金術”が現実のものとなりつつある。三菱重工で「元素変換」研究を続けてきた岩村康弘に徹底取材し、テクノロジー化を目前に控えたこの現象の可能性を探る。放射性セシウムの無害化、レアメタルなど希少元素の生成、エネルギー源としての利用など…「元素変換先進国・日本」に開かれた未来像とは?

目次

  • 第1章 「元素が別の元素に変わる」とはどういうことか?(電子をやりとりする化学反応、元素を変える核反応;核反応には「核分裂」と「核融合」がある)
  • 第2章 元素変換の発端となった「常温核融合」騒動(世界に衝撃!!室温で「核融合」!?;DOE調査が押した「ニセ科学」の烙印;「再現できない=非科学」は本当か?;それでも粘り強く研究を続けた人たち)
  • 第3章 日本が「元素変換」研究のフロンティアになるまで(「騒動」からわずか2カ月、日本での研究がはじまった;岩村と「常温核融合」との出会い;予算40億円の国家プロジェクト「NHE」が発足;この「異常な」現象の研究に岩村が本格参入;岩村の確信—本質は「核変換」にある!!;元素変換が本格的に認知されはじめた;「元素変換」研究が大きく花開く)
  • 第4章 元素変換が実用化すると、何が起こるのか?(3つの可能性—放射性廃棄物の処理・希少元素の生成・エネルギー源;放射性廃棄物を無害な元素に変換する;希少元素を戦略的につくり出す;コンパクトな発電装置を可能にする新エネルギー源)
  • 第5章 元素変換のさらなる展望(原発汚染水の除去に元素変換は有効か?;星の錬金術—超新星爆発を超える元素合成のシナリオ)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB16996099
  • ISBN
    • 9784040800165
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    189p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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