あいだと生命 : 臨床哲学論文集
著者
書誌事項
あいだと生命 : 臨床哲学論文集
創元社, 2014.11
- タイトル別名
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あいだと生命 : 臨床哲学論文集
- タイトル読み
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アイダ ト セイメイ : リンショウ テツガク ロンブンシュウ
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内容説明・目次
内容説明
患者が自己について物語る物語は、患者固有のもの、患者にとって主観的なものであると同時に、それを聞き取る精神科医固有のもの、精神科医にとっても主観的なものであるという意味で、いわば「二重の」一人称性、「二重の」主観性をおびている。精神医学的な診察においても、量子力学とよく似た「観測問題」を論じることができる、といってもよい。ストーリーからプロットが浮かびあがるdual personalityの場面で…そのプロットが生む未来へ開かれた推進力、ストーリーの内的な生命力。
目次
- 序論に代えて—西田哲学と私の臨床哲学
- 1章 自他の「逆対応」
- 2章 物語としての生活史
- 3章 私と汝の病理
- 4章 生命・身体・自己—統合失調症の病理と西田哲学
- 5章 中動態的自己の病理
- 6章 自己の「実像」と「虚像」
- 7章 自分が自分であるということ
- 8章 あいだと生死の問題
「BOOKデータベース」 より