書誌事項

ケインズ

ポール・デイヴィッドソン著 ; 小谷野俊夫訳

(マクミラン経済学者列伝)

一灯舎, 2014.10

タイトル別名

John Maynard Keynes

タイトル読み

ケインズ

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注記

原著 (Palgrave Macmillan, 2007, 2009) の翻訳

参考文献: 巻末p27-38

内容説明・目次

内容説明

本書はケインズの生涯を辿るだけでなく、ケインズ理論の本質は何か、なぜそれが主流派経済学者に受け入れられなかったのかを詳細に説明し、また、ケインズ以後の主な経済学派の特徴を解説している。ケインズがどのようにして革命的な理論を『一般理論』として確立したかを説明し、それが近年の金融危機を含めて今日の経済問題の解決にどのように役立つかを解説している。ポストケインズ派の体表的な経済学者による本書は、ケインズの経済分析に関する正統的な解説書であり、ケインズの理論の本質を最認識させてくれる一冊である。

目次

  • ケインズとケインズの革命的な考えの紹介
  • 第一次大戦とその余波がケインズの考えに与えた影響
  • ケインズの中道:自由主義は真に新しい道である
  • ケインズの『一般理論』の前と後
  • 貯蓄と流動性—ケインズの一般理論と古典派理論の概念上の相違
  • ケインズの総需要関数のさらなる識別化
  • お金、契約および流動的金融市場の重要性
  • 第二次世界大戦と戦後の開放経済体制
  • 古典派の貿易理論対ケインズの国際貿易と国際収支の一般理論
  • 世界通貨体制の改革
  • インフレーション:ケインズ革命:誰がコマドリを殺したかを示す証拠
  • 後書:二〇〇八年から〇九年の大金融危機

「BOOKデータベース」 より

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