松下圭一日本を変える : 市民自治と分権の思想
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松下圭一日本を変える : 市民自治と分権の思想
トランスビュー, 2014.11
- タイトル別名
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松下圭一 : 日本を変える : 市民自治と分権の思想
- タイトル読み
-
マツシタ ケイイチ ニホン オ カエル : シミン ジチ ト ブンケン ノ シソウ
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内容説明・目次
内容説明
地方自治体もまた一つの“政府”である。市民による自治体と国家は対等である。自治体改革やシビル・ミニマムの理論を創造し、戦後の政治と社会を変革した一政治学者の思想と行動の全貌。新たな都市政策や憲法理論によって来たるべき市民政府を提唱し、偏狭なナショナリズムを超える未来への道筋を示す。
目次
- 序章 松下圭一とは(多面的な存在;強く現実に働きかけ;私との半世紀にわたる関係;この時代に松下圭一を読むということ)
- 第1章 出発まで(空襲と大地震;最初の論文「習慣について」;発禁本もあった「市民文庫」 ほか)
- 第2章 ロック研究(1 ロック思想の前提;2 ロック研究—『市民政府論』を中心に)
- 第3章 大衆社会論争から構造改革論へ(1 市民政治理論の現代的展開;2 大衆社会論争;3 工場改革論に向かって)
- 第4章 自治体改革、シビル・ミニマム、都市政策(1 自治体改革と革新首長の群生;2 シビル・ミニマム;3 都市政策の構築)
- 第5章 市民自治の憲法理論(1 市民産科と法学的思考;2 戦後憲法学—その理論構成と破綻;3 憲法理論の再構築にむけて;4 「整憲」の重要性)
- 第6章 市民文化の可能性(1 “市民”的人間型;2 婦人問題への着目;3 市民参加、職員参加;4 市民文化の可能性)
- 第7章 政策型思考と制度型思考(1 政策型思考とはなにか;2 制度型思考の構造転換;3 基本条例と自治体再構築)
- 第8章 市民法学の提起(1 官僚内閣制から国会内閣制へ;2 政治学と法学の分裂)
- 終章 成熟と洗練—日本再構築に向けて(独自の思索はいかにして生まれたか;救いはあるか;確かなる希望)
「BOOKデータベース」 より