木簡・竹簡の語る中国古代 : 書記の文化史
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木簡・竹簡の語る中国古代 : 書記の文化史
(世界歴史選書)
岩波書店, 2014.11
増補新版
- タイトル別名
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木簡竹簡の語る中国古代 : 書記の文化史
- タイトル読み
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モッカン チクカン ノ カタル チュウゴク コダイ : ショキ ノ ブンカシ
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注記
参考文献: 巻末p1-4
図版出典一覧: 巻末p5-7
内容説明・目次
内容説明
二〇世紀初頭、かつて古代中華帝国の辺境地帯であった敦煌、居延で、官僚や兵士たちが書き残したおびただしい木簡群が発見された。二〇世紀後半には、中国各地から木簡・竹簡(簡牘)があいついで出土し、その総数は数十万に上る。幻の兵法書『孫〓(ぴん)兵法』をはじめとする書籍、字書、法律文書、命令書、契約書、帳簿、暦、札、手紙など、内容・形式ともに多彩なこれら簡牘資料は、中国古代史研究に飛躍的な知見をもたらした。古代の人びとは文字をどのように使いこなしたのか。文書行政は帝国の支配体制にいかに組み込まれていたのか。甲骨文・金文・石刻などの記録媒体も視野に入れながら、簡牘の時代から紙の時代へ、「紙本成立前夜」の多様な書記文化を豊かに提示する。好評の旧著に新稿二篇を増補。
目次
- 第1章 紙の発明とは?
- 第2章 紙以前の書写材料
- 第3章 木簡と竹簡
- 第4章 簡牘が語る書記の世界
- 第5章 楼蘭出土の文字資料より—併用される木と紙
- 第6章 漢から晋へ—簡牘から紙
「BOOKデータベース」 より