偽装された自画像 : 画家はこうして嘘をつく

書誌事項

偽装された自画像 : 画家はこうして嘘をつく

冨田章著

祥伝社, 2014.11

タイトル読み

ギソウ サレタ ジガゾウ : ガカ ワ コウシテ ウソ オ ツク

注記

主要参考文献: p206-210

内容説明・目次

内容説明

画家は必ず嘘をつく。画家が自画像に仕掛けた「偽装」には、驚くべき事実や、画家の隠れた一面が隠されていた。「悲劇」「野心」「プライド」「たくらみ」…。「偽装」の謎解きで、がらりと変わる名画の見方、二〇作品!十五世紀ルネサンスから現代までの「自画像」から見えてくる、もうひとつの西洋絵画史!

目次

  • 1章 紛れ込む「たくらみ」—十五〜十六世紀・ルネサンスとマニエリスム(群衆の中の自画像—ボッティチェルリ・東方三博士の礼拝;皮だけになった画家—ミケランジェロ・最後の審判 ほか)
  • 2章 仕組まれたリアリティ—十七世紀・バロック(切られた首—カラヴァッジョ・ゴリアテの首を持つダヴィデ;X線が暴いた事実—ルーベンス・四人の哲学者 ほか)
  • 3章 本当の「私」はここにいる—十八〜十九世紀・近代(巨匠へのオマージュ—ヴィジェ・ルブラン・麦わら帽子を被った自画像;画家のプライド—クールベ・出会い(こんにちは、クールベさん) ほか)
  • 4章 予言された悲劇—二十世紀・現代(仮面と同化した画家—アンソール・仮面に囲まれた自画像;老巨匠の隠された願望—ピカソ・自画像 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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