Bibliographic Information

複ゲーム状況の人類学 : 東南アジアにおける構想と実践

杉島敬志編

風響社, 2014.10

Other Title

Anthropology of multiple-game situation

複ゲーム状況の人類学 : 東南アジアにおける構想と実践

Title Transcription

フクゲーム ジョウキョウ ノ ジンルイガク : トウナン アジア ニオケル コウソウ ト ジッセン

Available at  / 81 libraries

Note

内容: 序論: 複ゲーム状況への着目, 第一部: 不定見者(第一章「フィリピンの都市移住者コミュニティでみられる複ゲーム状況」-第三章「バリにおける慣習村組織の変化とその非全体論的解釈」), 第二部: カプセル化(第四章「ゲーム間を開拓する」-第六章「マレーシア・イスラームにおけるハラール実践」), 第三部: ゲーム外状況(第七章「複ゲームとシンクレティズム」-第一〇章「東インドネシアにおける狡知と暴力を理解するための複ゲーム状況論」), あとがき(杉島敬志), 索引, 執筆者紹介

参照文献: 各章末

Contents of Works

  • 複ゲーム状況への着目 : 次世代人類学にむけて / 杉島敬志
  • フィリピンの都市移住者コミュニティでみられる複ゲーム状況 / 細田尚美
  • 北部タイ農村地域における医療をめぐる複ゲーム状況 / 飯田淳子
  • バリにおける慣習村組織の変化とその非全体論的解釈 / 中村潔
  • ゲーム間を開拓する : フィリピン地方都市、呪術・宗教・医療の複ゲーム状況から / 東賢太朗
  • ピーの信仰をめぐる複ゲーム状況論 / 津村文彦
  • マレーシア・イスラームにおけるハラール実践 : 複ゲーム状況という視点から / 多和田裕司
  • 複ゲームとシンクレティズム : 東南アジア山地民ラフの宗教史から / 片岡樹
  • 土地をめぐる複ゲーム状況 : 台湾・ブヌン社会の事例から / 石垣直
  • グローバル化するエンジニアリングの複ゲーム状況と人類学 / 森田敦郎
  • 東インドネシアにおける狡知と暴力を理解するための複ゲーム状況論 / 杉島敬志

Description and Table of Contents

Description

無数の暗黙のルールが交錯する世界。熟知もせず抵触もせず生きる日常。両立しえない「規則‐信念」が並存し、同時に作用する状態=「複ゲーム状況」に生きる人間の有り様を、多彩な事例の中で考察。人類学の新たな分析軸を探る野心的論集。

Table of Contents

  • 第1部 不定見者(フィリピンの都市移住者コミュニティでみられる複ゲーム状況;北部タイ農村地域における医療をめぐる複ゲーム状況;バリにおける慣習村組織の変化とその非全体論的解釈)
  • 第2部 カプセル化(ゲーム間を開拓する—フィリピン地方都市、呪術・宗教・医療の複ゲーム状況から;ピーの信仰をめぐる複ゲーム状況論;マレーシア・イスラームにおけるハラール実践—複ゲーム状況という視点から)
  • 第3部 ゲーム外状況(複ゲームとシンクレティズム—東南アジア山地民ラフの宗教史から;土地をめぐる複ゲーム状況—台湾・ブヌン社会の事例から;グローバル化するエンジニアリングの複ゲーム状況と人類学;東インドネシアにおける狡知と暴力を理解するための複ゲーム状況論)

by "BOOK database"

Details

Page Top