ヨーロッパは中世に誕生したのか?

書誌事項

ヨーロッパは中世に誕生したのか?

J・ル=ゴフ [著] ; 菅沼潤訳

藤原書店, 2014.11

タイトル別名

L'Europe est-elle née au Moyen Âge?

タイトル読み

ヨーロッパ ワ チュウセイ ニ タンジョウ シタノカ

注記

原著 (Éditions du Seuil, 2003) の全訳

ヨーロッパ中世史年表(276-1495): p440-456

テーマ別参考文献: p457-494

索引: p495-509

内容説明・目次

内容説明

現代われわれが考える「ヨーロッパ」は、いつ、いかにして生まれたのか?アナール派を代表する中世史の最高権威が、4世紀から15世紀に至る「中世」10世紀間に、古代ギリシア・ローマ、キリスト教、労働の三区分などの諸要素を血肉化しながら、自己認識として、そして地理的境界としての「ヨーロッパ」が生みだされるダイナミックな過程の全体像を明快に描く、ヨーロッパ成立史の決定版。

目次

  • 序章 中世以前
  • 第1章 胚胎するヨーロッパ—四世紀から八世紀
  • 第2章 流産したヨーロッパ—八世紀から十世紀
  • 第3章 空想のヨーロッパと潜在的ヨーロッパ—紀元千年
  • 第4章 封建制ヨーロッパ—十一世紀から十二世紀
  • 第5章 都市と大学の「黄金期」ヨーロッパ—十三世紀
  • 第6章 中世の秋、あるいは新時代の春?

「BOOKデータベース」 より

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