河内王朝の山海の政 : 枯野琴と国栖奏

書誌事項

河内王朝の山海の政 : 枯野琴と国栖奏

畠山篤 [著]

(叢書L'esprit nouveau, 25)

白地社, 2014.9

タイトル別名

河内王朝の山海の政 : 枯野琴と国栖奏

タイトル読み

カワチ オウチョウ ノ ヤマウミ ノ マツリゴト : カラノコト ト クズソウ

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注記

引用文献・参照文献: p248-253

内容説明・目次

内容説明

吉野の国栖奏と淡路の枯野伝承は、山人と海人の生業の繁栄を呪祷する神事だった。これが天皇の統治儀礼に変容し、次いで古事記・日本書紀に歴史化されたこれら三つの相を明解に辿る。

目次

  • 序章 山人と海人の伝承の生成(河内王朝の統治体制;国栖伝承;枯野伝承)
  • 第1章 枯野伝承の生成—渡海安全・服属・治世(枯野伝承の構造;伊豆国軽野産の官船;古態を残す仁徳記;巨木伝承の展開;枯野琴の歌の呪祷性;「枯野」の名義の展開;淡路の海人の服属伝承;琴による天皇の統治;首都圏の治世謳歌;全国統治と国威発揚)
  • 第2章 国栖伝承の生成—森の新生・服属・皇位継承(国栖伝承の構造;国栖奏;応神朝の山人;国栖奏の原形;国栖の服属と山人の統治;皇位継承;国栖の服属)
  • 終章 祭祀・服属と統治・記紀の論理(山人と海人の伝承の生成)

「BOOKデータベース」 より

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