あやかし草子
著者
書誌事項
あやかし草子
(集英社文庫, [ち6-3])
集英社, 2014.11
- タイトル読み
-
アヤカシ ゾウシ
大学図書館所蔵 件 / 全9件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
『あやかし草子 : みやこのおはなし』(徳間書店 2011年8月刊)の改題
解説(東直子): p258-264
叢書番号はブックジャケットによる
収録内容
- 鬼の笛
- ムジナ和尚
- 天(あま)つ姫
- 真向きの龍
- 青竹に庵(いお)る
- 機尋(はたひろ)
内容説明・目次
内容説明
古い都の南、朽ちた楼門の袂で、男は笛を吹いていた。笛を吹いてさえいれば、男は幸せだった。ある春の夜、笛を吹く男の前に、黒い大きな影が立っていた。鬼だ。笛の音を気に入った鬼は、男に絶世の美女を与え、百日の間は絶対に触れてはならぬと告げるが…(「鬼の笛」)。人ならざるものを描くことで浮き上がる、人間の業や感情。民話や伝承をベースに紡がれた六編を収録した短編集。
「BOOKデータベース」 より